だらりプログラマ日記

プログラマとしての日々の体験を日記にします!

【番外編】アトピーについて

どうも!

kffkです(^^)

 

今回はちょっと気分を変えて、普段とは違う分野について書いてみようと思います!

ITとは全く関係ない話ですが、よかったお付き合いください(^^)

暗い話が続いてしまうと思いますが、できる限り当時感じていた事をそのまま書いてみようと思うので、興味ある方だけ読んで頂ければ幸いです。

 

今回の話題は、表題にもありますが、私が小さい頃から患っているアトピー性皮膚炎についてです。

※現在は昔に比べるとかなり良くなっているので、私的には少し昔の話って感じで書いています。

 

覚えている限りでは、小学生低学年の頃には汗疹がかなり顕著に出てきていて、寝る前にベビーパウダーをつけていた記憶があります。

まぁでも小学生の頃はそんなに悩む程ひどくはなかったのです。

 

しかし、中学2年生くらいの頃でしょうか。

急激に肌の調子が悪くなってきました...

 

見かねた母親が皮膚科に連れて行ってくれて、そこでステロイドが含まれている塗薬をもらいました。

私は早く良くなりたかった事もあって、症状が出ていた患部に塗りたくっていました。

 

今でこそわかることですが、ステロイドを使い続けると本当に危険です。

当時の私はそれをわかっていなくて、顔、特にまぶたの上にすごく塗っていたのを覚えています。

おそらくお医者さんは説明してくれていたはずですが、当時はそんなに理解できていなかったのかなと思っています。

 

一瞬症状は良くなるのですが、塗り続けた事によって段々と副作用が出るようになりました。

具体的には、まぶたが真っ黒になってきたのです。プラス腫れているといった感じでしょうか。兄弟には、どうした?殴られたみたいだぞと言われていました。

今でも同じ症状だったら相当悩むでしょうが、当時は中学2年生の頃、思春期真っ只中だったので、見た目がひどくなってしまうのは本当に精神的に辛かったです...

もうまともな感覚で生活が送れなかったです。正直。

 

そんな中でも一番しんどかったのは鏡で自分の顔を見る時でした。

毎朝鏡で顔を見る度に落ち込んで、学校に行くのが、人に会うのが嫌で、これが治ったらどんなに毎日楽しいだろうなぁと思いながら過ごしていました。

 

また、体は体で汗疹や乾燥や引っかき傷で大変でしたが、何よりやはり気になるのは肌が出ていて相手から見える部分ですね。

逆にそこさえ治ってくれればある程度は我慢できるのにという感じです。

 

あまりにどうしようもなくて、親にあたってしまったりもしていました。

暗い部屋で座って早くこんな人生終わらないかなとか、そんな暗い気持ちになってしまっていた夜もありました。

↑ 今書いてみると、かなりきていたのだなと思いました(^_^;) もちろん当時はそれどころではなかったのですが...

 

そんな中でも、幸いいじめに遭ったりとか、バカにされたりする事はなかったです。周りの友達には本当に恵まれていたと思っています。

どちらかと言えば、人の目を気にする自分の中での問題だったのかなと思っています。

 

そして、中学生になれば、異性を意識することも増えてくると思いますが、私が一番気にしていたのはここだったのかもしれません。

同性と話す時ももちろん肌の事を気にしてしまって話しづらいのはあるのですが、特に異性と話す事は簡単ではありませんでした。

正直相手はどう自分を見て、どう思ってるのだろうとかばっかり考えていた気がします。なんとも思わないわけはないし、こんな俺と話すとか一緒にいるのは気持ち悪くないのかなとかも考えていました。

 

たぶん見る方によっては、案外みんなそんな風に思ってないものだよって声をかけてくださると思うのですが、なかなか当の本人からするとそこまで考える余裕もなく、ただただ相手に不快な思いをさせないように振舞うというか、そういった事で頭がいっぱいだったのです。

 

そのおかげで同性はまだしも、異性と話すのは学生の頃は無茶苦茶苦手でした。

ていうか、正直関わるのが怖かったですね。そりゃ彼女もなかなかできなかったわけで(笑)

そういう問題ではないかもですが...(笑)

 

まぁ何にせよ自信という自信は全く持てなかったです。この頃から人に合わせるという性格が出来ていったのかなと思っています。

なんていうか自分の立場を無理に下げるというか、そんな感じでしょうか。

相手にとっても、自分にとっても良くない事はわかってはいるつもりなのですが、人が離れるというのが怖いのでしょうか、ついそんな雰囲気になってしまっていた気がします。

 

生まれつきの性格ってやつもあると思いますが、こんな風に日々過ごしてきた内容でかなり変わってしまうっていうのはあるのだと書いていて改めて思いました。

 

 

 

そして、文章初めの方でステロイドの副作用なのか、まぶたが真っ黒になったという事を書いたと思いますが、この症状に関しては確か中学生が終わる頃には落ち着いていたと思っています。

それからの高校生・大学生の間に悩まされていたのは赤く腫れた顔の症状の方でした。

 

真っ黒に腫れる事に比べれば正直ましではありますが、これはこれで症状が長くて、というか今でも微かに残っている気はします。

学生の間はずっと悩まされる事になりました。

 

もっとうまくやれれば良かったのですが、こんな感じで日々乗り越えるので精一杯な感じでした。学生生活を楽しむどころではないというか、早く今日も終わらないかな...とか、今考えるとせっかくの学生生活勿体無いな!って突っ込みたくなる感じですが、当時はそんなでした(笑)

 

現在は記事にまで出来ているので、本当に落ち着いたのだなと思っています。

よく言う笑い話にはできませんが、平気で話せるくらいにはなったのかなと(^O^)

 

 

 ***

だいぶ長くなりましたが、もしよければ休憩しながらもう少しお付き合いください。

 

こっからは少し明るく、どんな考え方でこんな日々を乗り越えたかという事を書いてみたいと思います!

 

まず、大きかった存在が音楽とか絵とか、そういった芸術分野です。

歌がうまい!とか絵がすごい描ける!とかそういう事ではないです(笑)

あくまで存在が大きかったって感じで。

 

なんていうか、ああいうのって自分を表現するって感じがあると思うんですよ。

つまり、当時の自分は、なんとか自分の姿以外の部分で自分らしさが欲しかったんです。

見た目こんなだし、自信が持てないって事で、なんとか自分であるために自分を表現できるものを見つけようって感じだったのだと思います。

 

そこで芸術の分野、中でも音楽とか絵に興味を持つようになりました。

ちょっと恥ずかしいですが、「俺はアーティスト」って自分に言い聞かせて、日々過ごしていた気がします。

なんていうか、不思議とそれだけで気持ちが少し楽になれた、気持ちの支えに出来ていたっていうのがあって、その感覚は不思議と今でも残っている気がします。

 

まぁそんな感じで、学生の頃普通のいわゆる普通の感覚で過ごせなかった事もあって、少し考え方とか変わっているやつになったのかなと思っています。

正確に言うと、普通じゃいられなかったっていう方が正しいような雰囲気ありますが...

 

学生の頃にかけて本当に苦しんで、何のために生きてとか、何のために過ごしてとか、考えたりもしていましたが、本当にあの頃諦めずに過ごしててよかったなって思います。

おかげで、自分を通じて世の中普段なかなか見かけないような事情の人達、色んな考えの人達がいる事を実感出来ているので、その点は得しているのかなと思っています。

 

 

まぁ、なんか綺麗に収めようとしてますが、世の中こんな風に考えて、感じて過ごしてきたやつもいるんだなとか思って、ちょっとでも役に立てば嬉しいなって感じと、日々過ごすのが楽になれば良いなと思ってます(´▽`)

 

長文読んで頂いてありがとうございました!

ではではこの辺で!